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イベント
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演劇系大学共同制作公演『あたらしい憲法のはなし3』
制作
|2021.09.10~12
デザインする、の意味を知る
自分史が演大連、以前以後となる
あの東京芸術劇場で上演できるオーディション制の実習。9月が本番だけど、5月から毎週日曜日実施の制作会議が始まり、学生生 活最後の夏休みも丸ごともっていかれる。そんな公演に参加した。
制作会議では、え、そこにこんな時間かける!?文章の助詞ひとつに!?という驚きの連続。これまで大学で何を学んできたのだろうと呆然とする。この細かな積み重ねが強い土台を作っていくことを、まだこの時は知らない。
稽古が始まる前の7月下旬、WixでWebサイトを作った。この時はAIに分かりやすく教えてもらうなんてこともできず、Web知識ゼロのため上手に検索することもできず、明け方の小鳥のちゅんちゅんを涙を流しながら聞いた。これを機にWebに興味を持ち始める。https://newcon2021.wixsite.com/mysite

8月は来る日も来る日も多摩美に通った。朝の会をして、稽古をして、帰りの回をする。の繰り返し。制作チームは永遠にパソコン。コロナ禍のため、お弁当は誰とも向かい合わずに黙食、それとめっちゃ消毒。
広報活動もかなり力を入れた。9月8日、駅のコンビニで新聞を買う。どこだどこだとホームで広げる。自分たちの活動が紹介されている。当たり前かもしれないけれど、社会と私は繋がっていることを実感した。

学んだことはたくさんある。自分の仕事の範囲は自分で決める。人の手に渡るところまでがデザイン、さらに受け取ってもらえた先も考える。明らかにこの公演以前以後と語り分けるしかない時代になっちゃった。

稽古場にも本番と同じ装置を用意

劇場入り@芸劇シアターイースト
