top of page
「
イベント
Event
「
『ノート』
制作
|2020.11.01~03
目の前にない作品を、まず好きになってみる。
完成していない作品にどう向き合うか、ルーティンを見つける。
コロナ禍、大学3年生、夏。大学で対面の稽古ができるのかも不明なまま、11月の本番に向けて準備を始めた。カンパニーがスタートするのは後期からなので、夏の間はひとり作業。初めて台本の校正をした。目がオワッタけど、細かいものを見られる性格で良かったと自分に感謝した。

色々な作業をしたけれど、やっぱり印象に残るのはチラシづくり。作品が完成する前に、チラシやコピーを用意しないといけない。
まず作品を理解しようと、台本や関連書籍を読んだ。そこで気になった言葉をピックアップしていく。稽古が始まっていない段階で、この作品は何を伝えるのか、見終わった後にどんな気持ちになるのかを想像した。そして、自分なりの作品を好きになっていく方法を見つけた。この時間の過ごし方が、今でも創作の進め方のフォーマットになっている。
コピーは、この後の期間も自分にとって良い旗印になった。方向を見失いそうになったら、書籍を読んだ感想やマインドマップに戻ってくる。

チラシの写真は、なんだか孤独が居る写真を撮る、写真学科の友人お願いした。結果的には別の写真になってしまったけれど、フォトグラファーと一緒に撮影をした貴重な体験になった。
題材が衝撃的だったこともあり反響は大きかった。色んな授業に行く度に勝手に鼻高々。その後、学芸員課程の展示でも公演を紹介したので思い出深い。

もうひとつの候補、写真・コピー

舞台裏はこんな感じなんですね〜

付箋はりはりで読む
bottom of page