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イベント
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金町フェスタ2022
企画・制作
|2022.10.30
新卒1年目で
小学生の時からの夢を叶える話
大学での学びを詰め込んだ、芸術と人を繋ぐはじめのい〜っぽ
商店街の方が若者の力を借りたい!とお誘いくださり、商店会のイベントに参加する ことになった。
自分が得意なことで地元を盛り上げることが小学生の時から夢だったので、大学で演劇の企画制作を専攻したわたしは、新卒1年目で叶えちゃっていいの!?とどよめいた。
リモートワークの仕事を終えて、本屋さんへ行く。絵本コーナーにあるおもちゃの車に座って、レジで作業する店主さんと打ち合わせ。気付けば閉店時間。準備は6月から始まった。

大学の同期と「金町観察」というチームを組んで企画を進め、尊敬する日芸のメンバーにダンスと演劇、2本のパフォーマンス制作を依頼した。
テーマは地域×芸術。街にフレームをつけて、その先の景色をいつもと違って見せてほしい。柴又の寅さんと亀有の両さんにはさまれているけど金町に何もないわけないよって、ココの主役はココに住んでるあなたってことを伝えたかった。
自分自身のディレクションがダイレクトに反映されていき、煮詰めたコンセプトが参加メンバーによって展開されていく過程の嬉しさと言ったら!地元の人間だからできるコミュニケーションだったり、ホームと感じられる場所だから思う存分動けたり。
作ったものを多くの人に観てもらうためにできること全部やる!の精神でWebサイトやSNS、プレスリリースの作成など血眼でやった。

当日はたくさんの方に足を止めて頂き、参加型パフォーマンスには多くの子どもたちが参加してくれた。
芸術が身近でない方々との調整業務は大変だったけれど、これが演劇を取り巻く現在地という感覚が、大学の外に出て初めて分かった。
コロナ禍で思うように活動ができなかった大学生活だったので、このイベントが卒業制作のようだった。

ハロウィンダンスを子どもたちと一緒に!

テープでシーンを作り上げていく演劇パフォーマンス

行列が絶えないメイク体験