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葉山町制施行100周年記念事業×ナポンダフ旗揚げ公演「〇〇のぼやき」vol.1 in 葉山

広報

|2025.02.22~24

演劇で地域を盛り上げる。

足掛け1年!地域密着プロジェクト

葉山町100周年記念事業に採択された、クリエイティブユニット・ナポンダフの旗揚げ公演に、広報として参加しました。

本公演では、その土地ならではの「物体」の気持ち(ぼやき)を物語にし、語りと踊りで表現する野外パフォーマンスを上演。2024年9月には3日間の滞在制作を行い、そのリサーチを元に東京で稽古を重ねました。

メンバーは日本大学芸術学部演劇学科の同期をはじめ、主宰や振付家が舞台の仕事を通じて出会った方々と活動しました。

当日は飲食・雑貨の出店もあり、地元の方や東京からのお客さまで賑わいました。

会場の森山神社境内と一色会館

今回の参加のきっかけは、2022年に地元でプロデュースしたイベントでやり残したことを実験するため。主にWeb制作、プレスリリース作成、メディア対応、公演パンフレット(ZINE)デザイン、協賛リサーチを担当し、作品内のナレーションも務めました。

広報の目標は、地元新聞への掲載とラジオ出演。メディアリサーチを行い、取材交渉をする中で、広く知ってもらうきっかけを作るプロセスを体験しました。また、チラシの小学校配布や町内会の回覧、葉山・逗子のお店への設置など、地域への周知活動も実施。

周囲の協力もあり、ありがたいことに早い段階で目標を達成。ラジオ出演が次の取材につながるなど、団体の存在がじわじわと広がっていく様子を実感しました。

本番写真

私の大学入試課題は「あなたの地元を盛り上げるイベントを考えてください」というものでした。それを大学同期と実現できたのは感慨深いものがありました。卒業して3年。演劇を仕事にしなかった理由を思い出すこともありましたが、Webや印刷物のデザインなど、学んできたことを活かせたと感じています。

特に印象に残っているのは、仮チラシのキャッチコピーを作った時間。助詞の選び方ひとつで伝わり方が変わることにこだわり、大学時代の先生の言葉が蘇りました。あの時は「なぜそこまで?」と思っていましたが、今ならその大切さがわかります。

また、知らない土地での本番は、想定外の連続。旗揚げ公演の難しさも実感しました。それでも、大学生活の半分をコロナ禍で過ごし、社会人になった今、やり残した青春を取り戻すような時間でもありました。

押し入れでナレーションを録音したり、深夜に笑いが止まらなくなりながら動画を作ったり、共同編集でデザインを仕上げたり。普段は一人でPCに向かう仕事が多いので、チームで対面しながら作業する楽しさを久しぶりに味わい、なんだか良い思い出ができてしまいました。

ひとりひとりが異なるスキルを持ち、それぞれの得意分野が見事に組み合わさる瞬間は、とても面白いものでした。まるでパズルのピースが次々とハマっていくような感覚。

最初は全く知らなかった場所も、イベント当日には「ここは○○ちゃんの家の近く」「ここは意外ときつい仙元山」など、バスの車窓から見える景色が馴染み深いものに変わっていました。

今回のイベントを主催したナポンダフは、大学同期2名が主宰し、「ホットクリエイティブ」を大切にする団体。温かく、居心地の良い環境で創作することを理念としています。旗揚げ公演という新たな挑戦の中で、この精神に助けられる場面が多くありました。

また、みんなで、おもしろいことをしたいです。

(記事内の写真全て、撮影:石塚千尋)

カメラマンを含めた、計14名のメンバー!

カメラマンを含めた、計14名のメンバー!

飲食・雑貨の屋台も盛況しました!

飲食・雑貨の屋台も盛況しました!

舞台を見つめる観客の眼差しに(涙)

舞台を見つめる観客の眼差しに(涙)

この活動を、もっと深掘り
葉山のマーメイドテラスで行ったズシレコラジオの収録風景
ズシレコラジオに出演

Podcastでお聴きいただけます◎

会場の森山神社・一色会館前に設置した物販ブース
広報成果まとめ

新聞・ラジオ・Webニュースなどなど!

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